エアコン一台で冷暖房する家とは
『 エアコン一台で全館冷暖房する家 』とはどういうこと?と思う方もいらっしゃいますよね
全館空調というとダクトが家中に張り巡らされて大掛かりなイメージやダクト内の汚れやメンテナンスなど気になるのではないでしょうか?
米住建設の冷暖房はどんな仕組みなのかというと
基礎断熱された床下空間に一台の家庭用エアコンを設置し、床下で冷暖房された空気を壁面や床のガラリからファンを使用し室内に循環させています。最小限の設備で効率よく省エネに冷暖房できる仕組みです。
ダクトレスで全館冷暖房していますので、ダクト内の汚れの心配をすることはありません。
床下エアコンのメンテナンスは吸気を行っているガラリに溜まったほこりを掃除機で綺麗にするだけでいいので誰でも簡単にメンテナンスができます。エアコンを入れる床下にはエアコンの点検や交換がしやすいよう、人が入れるスペースも確保していますので、故障の際も問題無く床下に入り交換が可能になっています。
エアコン一台で家全体の冷暖房は、どうして可能なのか
エアコン一台でお家丸ごと冷暖房できるのはどうしてなのか。
エアコンはここ数年、寒冷地向けエアコンの暖房能力向上も進んでおり最新の技術器具と言えます。様々なメーカーがヒートポンプ式エアコンを開発していますが高性能なエアコンのおかげ、、、で家全体を冷暖房できるわけではなく建物全体をつつむ断熱性能向上により可能となった技術のおかげです。
現在建物の断熱性能は数値化することができる時代です。
数値化されると実際の冷房・暖房に必要なエネルギー量を知ることができます。
この暖房に必要なエネルギー源があれば全室暖房が可能となるわけですが、断熱性能が高ければより少ないエネルギーで同様の効果が得られることとなります
脱炭素社会に向けて、住宅を含めたすべての建築物は2025年に省エネ基準の義務付けがされるようになります。基準値は住宅の断熱性能を表し下記の様に数値化されています。
省エネ基準一覧表
地域区分 | 米住の 標準仕様 | 1 地域 | 2 地域 | 3 地域 | 4 地域 | 5 地域 | 6 地域 | 7 地域 |
外皮平均熱貫流率 UA値(W/㎡・k) ※住宅から熱が逃げる量 | 0.30~0.36 | 0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 |
・山形県の基準は4地域 UA値:0.75w/㎡k
・UA値の数値が小さいほど断熱性能の高い住宅と言えます
地域区分では日本列島を1から7地域に分け、寒い地域ほど基準が厳しくなります。
私たちの住む山形県は市町村ごと3、4地域に区分され、この基準値クリアが義務化となります。山形市、米沢市ともに4地域に属する為基準値0.75W/㎡・kをクリアすれば、晴れて省エネ基準値をクリアした断熱住宅であると言えるわけですが、私たちは社内基準を定め1地域をもクリアする0.30~0.36W/㎡・kの断熱性能の高い家づくりを展開しています。建物全体が高断熱高気密に施工された魔法瓶のようなつくりになっている為、エアコン一台で家中どこにいても快適な室温に保ち、効率よく冷暖房することが可能になったというわけです。
モデルハウスにて室温を実際にご体感頂けますので、是非ご気軽にご来場ください♪