北側採光の可能性

方位の人気者はやっぱり南面です。

明るい、日差しが暖かいといった陽なイメージです。次点が東面でしょうか?朝日が昇る、これも陽のイメージ。

不人気方位は西面、北面ではないかと思います。西面は夏季は日射が厳しく、庇など水平面の遮蔽では防ぐことが出来ません。垂直に遮蔽する必要があります。また、北面も暗くてジメジメ、寒いといった陰のイメージです。リビングやダイニングなどは南、東の方位に面するよう計画されますが、水回りや階段は北面に面することが多くなります。

でも、この北面を明るくすることが窓の性能向上によって可能となりました。

「明るい北側採光a」

北面開口部は樹脂+トリプルガラス。

日射が降り注ぐ明るさではありませんが、安定した明るさを確保しています。高性能窓の活用、建物全体の高断熱化で結露の心配もありません。

※写真の建物UA値0.36W/㎡k

景色を楽しむのではなく、光を取り入れるのが目的ですから、取り付け高さは天井までとっています。

「明るい北側採光b」

同一寸法の樹脂+トリプルガラス窓を等間隔に設置した例です。照明器具も水平ラインで揃え、意匠性を高めています。

※写真の建物UA値0.31w/㎡k